ローリングストックで在宅避難
東日本大震災から10年目の今年、いまだにコロナが収束しないなか、密を避ける避難所に頼らないで家で避難をする「在宅避難」に関心が高まっている。大規模地震の可能性や気候変動によるの台風の巨大化、ゲリラ豪雨などによって防災に関する意識は年々高まるが、自治体が避難訓練をしようと思っても、コロナウィルスへの感染の恐怖があり実施できないようだ。
3密を避ける避難方法が注目
令和2年6月の実施したCeMI環境・防災研究所の調査では、新型コロナ感染症が流行する中で、地震や水害時の避難行動に影響するかのアンケートに約7割の人が避難行動に影響があると回答しています。また、令和2年7月に九州を襲った豪雨では、十分なコロナ対策が出来ず、避難所が大混乱したとニュースになっていました。
そこで今、「在宅避難」や「車中泊避難」など自治体に頼らず避難する方法が注目されています。
ただ、その際は食料がなかなか支援されないとの懸念される声もあるようです。
食べながら備蓄するローリングストックが注目
政府も推奨する無理のない備蓄法
相次ぐ自然災害への備えとして、家庭での食品備蓄が見直され、特に備蓄した食品を定期的に消費し、食べた分だけ買い足していく「ローリングストック」を推奨する動きが出てきている。農林水産省もHPに専用ページを設け情報を発信しています。農林水産省 ローリングストックページ☜こちら
多めに買っておくのがコツ
災害時にも食べられる食品を多めに買っておけば、それだけ備えとなり、食べた分を補充していけば、期限切れになることもない。理想は災害発生時から7日間(支援物資が届く始めるまで)をしのげる分の量を常に備えておくことだそうだ。
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ローリングストック商品が次々と発売
ローリングストックに適している食品はレトルト食品や缶詰などであるが、食品メーカーも「ローリングストック」用セット商品に力を入れ始めている。
日清食品では「カップヌードルローリングストックセット」を販売開始。初回はカセットコンロや保存水、軽量カップなどのグッズとカップヌードルやカレーメシなど9食(選択可能)が届き、次回以降は9食分が3か月ごとに届けられるサブスクのサービスを開始。
また、食品ではないが、旭化成ホームプロダクツでは「#家でも防災訓練してますか」と題し家庭用ラップの災害時の使い方をWEBサイトで公開しています。
・食器に巻いて節水に
・使い捨て手袋に
・防寒対策に
・ニオイ対策に 等
備えあれば憂いなし
地球温暖化がもたらす異常気象による災害、近い将来起こる確率が高いとされる南海トラフ地震、発生源が未確定のコロナウィルス、日々の暮らしの中でいつ起こるか分からないことを 万全の体制で備えることは難しいかと思います。でも、コロナウィルスの蔓延で世の中がパニックになった2020年春。店頭でトイレットペーパーが品切れになったニュースを見たとき、オイルショックの時のニュースを思い出しました。まさか、50年近く前に起きたのと同じことが今の世の中でも起きるんだなと。もしかすると、SNSなどの発展により、うそのニュースに騙され品切れになる事が昔より多く起きるかも知れません。
事が起こってから 急に準備をするのではなく、何事も 前もって準備をしておく、その心がけは必要だと思っています。カッシーブログ☞今年はさらに ゆるキャン△2でキャンプが流行りそうです!
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