コカ・コーラもサブスク開始!コロナ禍でサブスクが人気の本当の理由
サブスクリプションとは。利用期間に対して対価を支払うビジネスモデル、「定額制」と同じ意味合いで使われることが多いサービス形態。月額で音楽や動画を視聴したりすることで利用している人も多いかと思われます。
サブスクのメリットは、なんといっても気軽に始められる点かと思います。
最近、そんなサブスクのサービスが様々な業種で広がりを見せてます。
食品や飲料はスーパーやコンビニで購入するのが一般的でしたが、定期的に自宅に届く利便性が消費者の支持を集めています。
<ビール>
キリンビールでは専用のビールサーバーを無料でレンタルし毎月2回ビールの「ホームタップ」をお届けしクリーミーな泡のビールを自宅でも楽しめるということで話題になっております。月4ℓコースでは月額8250円税込み)。330mlのグラスでビールを一杯注ぐと約421円になるそうです。美味しいビールを自宅で飲みたいけど、第三のビール派の私にはちょっと高くて手が出せないですねー。
ちなみに、アサヒビールも5月より専用のホームサーバーを貸与してスーパードライ(ミニ樽)を定期配送するサービスを始める予定です。
<パン>
自宅などに全国各地の特色あるパンの詰め合わせを届ける「パンスク」も利用者を伸ばしているそうです。全国のパン屋からパンが届く定期便で、パンはあえて選べないそうです。どこのパン屋からパンが届くか分からない、箱を開けるまでのお楽しみ感もあるようです。毎月、自宅にいながら旅をするように全国各地のパン屋に出会ってほしい。。そんな気持ちから、「パンスク」を立ち上げたそうです。料金は月額2900円からとなっております。
<コーラ>
日本コカ・コーラは2021年4月中旬から自動販売機を使ったサブスクを始めます。スマホアプリで登録すれば月額2700円で自動販売機から飲料を毎日1本選んで受け取れるそうです。(全国34万台の自販機で対応する予定。)
コンビニでコーラ(500ml)を買うと1本約140円。一方サブスクだと1本約90円。1本50円くらいの差が出るのは大きいですねー。ちなみに5月末までは月額1350円で利用できるキャンペーンを始めるそうです。1本あたり45円、お得感ありますねー
<花>
季節の花が(毎週※)届く花の定期便も人気が出てます。在宅勤務をする人が多くなり、オンライン会議で部屋を少しでも華やかに見せたい「映え」狙いも背景にあるようです。
※届く周期は会社によって異なります。値段も大体1回あたり500円~2000円くらいが多いようです。
コロナ禍の外出自粛生活の長期化で家庭内での暮らし方にメリハリをつけたいというニーズがあり、サブスクの利用者の拡大につながっています。
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サブスクが流行る本当の理由とは
経済が成熟して市場に物があふれ、徐々に所有するより、体験や利用することに価値を感じている人が増加しているのは事実なようです。しかし、厚生労働省の「毎月勤労統計調査」をみると賃金の推移が20年前と比較して1割ほど下落しており、日本の一人あたりの賃金が上がってません。
物を所有したくても買えない層が一定数いることもサブスクが広がっている要因と言われてます。
車のカーシェアのサービスが始まって久しいですが、加入者は増加傾向にあります。背景には車の購入代や維持費の高さが主な要因と言われてます。
かつて、私も車がデートに必須アイテムだと言われていた頃、彼女を作るのにはまず、車が必要だと考え、車を購入しました。バブルの頃の当時、駐車場代(月39000円)、車のローン(月20000円)、保険代(月8000円)その他、ガソリン代等もありますが月70000円ほど、車を所有するのに払ってました。車を維持するためにバイトに沢山時間を費やし、車に乗れないという本末転倒な生活を送っておりました。
今はまったく、所有欲がないのでカーシェアを利用するのに大賛成です。
一般的なサブスクのデメリットは、大きく2点。
- 解約手続きをしない限り、サービスを利用していなくても支払いが発生する。
- サブスクはパッケージとなっていることが多く、料金には不要なサービスも含まれていることがある。
今後も様々なサブスクのサービスが登場してくると思われます。みなさん、自分に必要かを見極め、サブスク ライフをお楽しみください。
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