ドローンで配達(レベル4)。近い将来、吉野家の牛丼が空を飛ぶ。
吉野家の牛丼をドローンで配送って、ウーバーイーツの配達の人もビックリ!注文した料理がドローンによって届けられる日がいよいよ現実を帯びてきました。
2021年6月に牛丼の吉野家とドローンの設計を手掛けるアエロネクストらが共同で
注文された牛丼をドローンで配送する実証実験を実施しました。
ドローンでの配達実験
実験では出前館のアプリで注文された牛丼を横須賀市立石公園に駐車した吉野家のキッチンカーで調理した牛丼を専用ボックスに格納して、ドローンの離陸地点まで、出前館のスタッフが運搬。その後、離陸したドローンが合計5.2キロ(海上4.5キロ+陸上0・7キロ)を10分程度で飛行し、配達先である横須賀市市民病院屋上に着陸し、同院の医療スタッフに牛丼を届けるというのもので、牛丼弁当は具材の崩れもなく、実験は成功したとのことです。詳細記事はこちら
2022年に空の産業革命が起きる!
小型無人機(ドローン)には飛行レベルが4段階あり、最高レベルであるレベル4の実施時期が2022年度に掲げられることになっています。
飛行レベルとは
■レベル1 目視内での操縦飛行
(空撮や橋梁点検等)
■レベル2 目視内飛行 ※自動自立飛行
(農薬散布、土木測量等)
■レベル3 無人地帯での目視外飛行
(郵便物など無人地帯を飛行し輸送)
■レベル4 友人地帯における目視外飛行
(今回の吉野家の実験)
ドローンが都市部を含む人が住む地域の上空をその場に操縦者がいなくても飛べるようになる、その時期がいよいよ2022年度に発表されるのです。
ウーバーイーツで注文して料理を届けてくれるサービスが出来たのは決して遠い昔の話ではなく、ごくごく最近のことです。
それがドローンで料理をデリバリーするということが目前に迫っているのだから、技術の進歩に驚きます。
あと、数年でウーバーイーツなどのロゴが入ったドローンがマンションやオフィスビルに大挙して押し寄せる光景が当たり前のことになるかも知れません。
また、ウーバーイーツや出前館の配達で生計を立てている人にとっては、職をドローンに奪われてしまうかもしれません。
ドローンを使った職業の未来は?
日本ではドローンに関する民間資格や飛行に関する規制を定めた法律は存在するものの、ドローン操縦士に対する免許制度(国家資格)は導入されていません。
ドローンを操縦する人は民間の資格を取得して、操縦技術を学んでいる人が多いそうです。
日本でもドローンの免許は
・DJICAMP
・DPA
・JUIDA
・ドローン検定
・DPCA
などがあり、受講料も10万円~50万円ほどと幅があるようです。
DJIの最新ドローンの通販サイト
現在、ドローンが活躍する業界
現時点でもドローンが活躍する業界は沢山あります。
・農薬散布など農業への活用
・空からの空撮などを行うドローンカメラマン
・測量士の仕事
・建築、土木現場での現場監督への活用
・ドローンによる警備への活用
今、テレビや映画でみる映像で、これどうやって撮ってるのだろう?と不思議に思う映像がありますが、それって大体、ドローン操縦士が撮影した映像だったりします。
兵庫県の高校生が起業家としてドローン撮影事業で活躍し、有名ミュージシャンのプロモーションビデオを任されているといった話をテレビで拝見し、ドローン操縦士という新しい職業に魅力を感じました。
しかし、ドローン操縦士もAIの技術進歩によって職が失われ下火産業になると言われております。新しい職業であるドローン操縦士の10年後はどうなっているか分かりませんが、ドローンを趣味として楽しむことは衰退しないと思います。
ドローンを始めよう
以前、物流はAIに取って代わられることのない産業を言われてましたが、
牛丼が空を飛ぶ日は現実味を帯びてきています。
強風で配達用のドローンが空中で衝突して、空から牛丼が降ってくるなんてことも
あるかも知れませんね。
つゆだく注文した人の牛丼でベトベトになったりして笑
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