初デートはオンライン。コロナ禍でマッチングアプリを活用した婚活が人気
未婚男女のマーケティング研究機関「恋愛婚活ラボ」は2020年10月withコロナにおける婚活事情に関する調査を実施しました。
その調査では34.4%の男女が1回目の緊急事態宣言が解除された2020年7月以降に婚活を開始したと回答。婚活開始のきっかけとして、「年齢を気にして」「恋人と別れて」の次に「コロナで」が3位の理由となったそうだ。特に女性は2割くらいの人がコロナ禍をきっかけに婚活を開始したそうです。
コロナで人と会えない日々が続き、寂しい思いをする中 結婚を考えるきっかけになったのかもしれません。
また、同機関が2021年2月に実施した調査によると、初デートの場所はオンラインデートが46・8%であったとのこと。緊急事態宣言下であったとしても、約半数の人が初回デートがオンラインというのは、びっくりしたしたのですが、就職の面接もオンラインで実施する会社が多い中、交際もオンラインでというのは若い人にとっては 違和感ないのかも知れませんね。
ちなみに、2回目以降のデートは「ランチ・カフェ(38.5%)」となり、コロナ以前はディナーが主流でしたが、飲食店の営業時間の短縮で2回目のデートもコロナの影響が色濃くでました。
結婚相手との出会ったきっかけ
2020年にゲストハウスウェディングを展開するアニヴェルセルが首都圏・関西在住の20-36歳の男女1374名を対象に「現在の彼(彼女)との出会いのきっかけ」を調査を実施しました。
- 職場の先輩・同僚(24.1%)
- 友人・知人の紹介(19.6%)
- 学校の同級生、先輩、後輩(16.1%)
- インターネット(9.7%)
- 部活(クラブ・サークル) (7.7%)
第4位がインターネットでの出会いなので、マッチングアプリや婚活サイトでの出会いが急激に増えている感じですね。ちなみにネット先進国のアメリカは結婚する人の3分の1がインターネットがきっかけなので日本も今後も増えていく事が予想されます。
婚活も朝にシフトする?!
2021年3月JR東日本や大手私鉄が終電の繰り上げを発表しました。
今まで、夜に実施していた婚活パーティーも終電が繰り上がるとカップリング後の関係を深める余裕がなくなるため、夜ではなく朝に開催する婚活パーティが今後増加するのではと言われています。
さわやかな朝の婚活が出会いの定番になるかもしれませんね。
冒頭の初デートがオンラインという話に戻りますが、住宅も最初に住宅展示場を訪れる人よりまずオンラインで内見させた人のほうが成約率が高いそうです。
まず、オンライン内見でモデルハウスを見せ、お客様の住宅へのこだわる点などをヒアリングし、後日 住宅展示場にて こだわる点を中心に説明することによりお客様も納得させるとのこと。
どうしても、初回で住宅展示場に来る人には全体を押しなべて説明しながらお客様のこだわる点を聞き出しますが、オンライン内見を先に行っている場合は準備が出てきて丁寧に説明できるので成約率が高くなるそうです。
オンラインデートで会話し気が合いそうかを確認し、次に実際に会うデートの方が、その後交際に発展する可能性は高くなるかもしれませんね。
恋愛結婚とお見合い結婚 離婚率が高いのはどっち?
お見合い結婚は今の時代かなり減ってきていると思いますが、私の親の時代はお見合い結婚が多かったようです。(戦前はお見合い結婚が約70%で1960年代以降は恋愛結婚の方が多くなったようです)職場の上司や近所のおばさんが縁談を持って来たり様々ですが。。
離婚する夫婦で恋愛結婚の離婚率は40%、お見合い結婚は10%と言われています。
お見合い結婚の離婚率が低い理由は
条件のフィルターがある(年収、居住地、家族構成など)
交際した際に結婚を前提に色々すり合わせをしている
から等と言われてます。
しかし、恋愛結婚は付き合っている頃は相手のいいところしか見えないが、結婚してみて相手の嫌なところが見えてくるのに対し、お見合い結婚は結婚後に相手のいいところが見えてくるからとも言われてます。
そう考えると、一番離婚しない出会いから結婚までの流れは
- インターネットで相手を探す
- 初回のデートはオンライン
- その後、実際に会ってデートを重ねる
- 同棲する(相手のよいところを見つける)
- 結婚
って感じでしょうかね。
日本は今後未婚大国になってしまうと言われてますから、独身の方は幸せな結婚を目指してください。
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