おつまみからお菓子に!柿の種の比率が6:4から変更になったわけとは?
普段、家でビールを飲む時、つまみは、手軽で味に飽きのこない柿ピーをよく食べます。
昔からあるお菓子で日本人で知らない人はいないくらい有名なお菓子ですね。
6個入りなどスーパーで安く売ってると、どうせ食べるからとつい買ってしまい家に常備しています。
柿ピーで有名なのは亀田製菓の柿の種ですが、柿の種とピーナッツの分量がこの40年ずっと変わらず6:4だったのが、2020年5月から変わったのをご存じですか?
柿の種とピーナッツの比率を約26万が参加した国民投票で決定
お酒のおつまみに食べる人だけでなく、ここ近年は子供がおやつに食べたり、女性がコーヒーのお供に食べたりする機会が多くなったそうです。
食べるユーザーが変化しているのに、柿の種とピーナッツの分量が40年変わらないままでいいのかと疑問がわき、亀田製菓では消費者の声を聞くべく「当たり前を疑え!国民投票」を実施。
約26万票も集まり、最適な比率が決定しました。
柿の種とピーナッツの分量が7:3に変更
このキャンペーンで1位となった比率は「7:3」。29.5%と2位を大きく引き離す結果に。
ちなみに2位は「8:2」で19%。
今まで販売していた比率の「6:4」は17.9%で3位でした。
柿の種を多くすることで、賞味期限が短くなるなど課題も多いなか、テストを繰り返し、2020年5月から7:3の比率に変更となり販売となりました。
国民投票で約26万票も集まるほど関心が高く、日本では有名なお菓子なのに。アメリカではあまり売れてないそうです。
アメリカでの商品名は「Kameda Crisps」
亀田製菓のアメリカ進出は1989年。今から30年以上前のことです。
現地の食品会社に出資する形で製造・販売し、2008年に現地子会社を設立しました。
売れない柿の種がビジネススクールの教材に
ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)は世界有数のビジネスエリートの養成機関だそうで、亀田製菓の「柿の種」がアメリカでなぜ苦戦しているのか、ケーススタディ教材の事例になっているそうです。
どうすれば売れるのか、HBSの学生たちの意見はHBSの授業でまず「柿の種」を試食。ほとんどの学生が「おいしい」と評価するものの、実際には売れていないわけで、どうすれば売れるのか様々な意見があったようです。
■流通の問題
確かにアメリカで米菓はあまり見かけませんね。
■プロモーションの問題
醤油味に慣れている日本人と味覚が違うんでしょうか、ビールに絶対合うと思いますけど。
どうして柿の種にピーナッツが入ったのか?
亀田製菓の創業当時は直売所で柿の種(ピーナッツなし)を計り売りしていそうですが、その直売所ではピーナッツも量り売りしていたそうです。店番をしていた創業者の奥様が柿の種にピーナッツを混ぜて販売したら、お客様より食べ合わせがよいと評判になったそうです。
確かに、あのピーナッツがあるから飽きがこなく食べれるんですよね。
キャラメルコーンのピーナッツも同じ理由?
キャラメルコーンにピーナッツが入っていることで、ナッツの香ばしさと塩味がキャラメルコーンの甘さを和らげ、香ばしくさせているそうです。
また、工場で袋詰めする際にピーナッツはキャラメルコーンの後から袋に入れるらしく、
袋詰めされた直後はキャラメルコーンの上にピーナッツがのった状態になっていますが、
トラックで配送される際にトラックの揺れで下の方にピーナッツが移動し、全体にまぶさるそうです。
そして塩分と風味が袋全体に均一に広がるようになるそうです。
トラックの揺れを利用するなんて、よく考えましたよねー
もちろん、レーズンバターにも理由がありますが、今日はこの辺でやめておきましょう。
ブログ書いていたら、お酒が飲みたくなっちゃうので笑
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