ゲートボール老人はどこへ行った。ゲートボール衰退の理由はポケモンGO?
ひと昔前までは、公園でゲートボールを楽しむお年寄りをよく見かけましたが、最近はめっきり見かけなくなりました。
いったい、ゲートボール老人はどこへ行ってしまったのでしょうか。
ゲートボール人口の大幅に減少している
日本ゲートボール連合によりますと、日本ゲートボール連合傘下の加盟団体会員数は1996年は56万人を超えていたが、2016年では約9万人にまで減少しているそうです。
今ではさらに減少していると思われます。
ちなみにゲートボール人口が多いのは新潟県、次いで長野県、3位が鹿児島県。一番少ないのは高知県だそうです。
面倒見のよいリーダー格のプレーヤーの死亡で自然消滅
ゲートボールは5対5で競うスポーツで欠員が出れば誰か代わりを探さなければならず、意外と手間がかかります。
今まではリーダー格のプレーヤーがその役を買っていたけど、死亡してしまった場合、今後その役をやる人がいなく自然消滅してしまうことが多くなってしまったと言われてます。
よく見かけた 「小学生」対「老人」の公園の場所取りバトル
ゲートボールはかなり広い場所が必要で、集中力も必要なスポーツです。
早朝の人がいない公園で行うは、うってつけな訳ですが、土日になると競合である小学生達が公園で野球やサッカーをやるため集まってきて、よくお年寄りが小学生に注意している光景をみかけたものです。
公園にゲートボール道具をいれる物置が置いてあったりましたね。
現在の高齢者の人気スポーツランキング
「シニアのスポーツと日帰りレジャーに関する調査」大和ネクスト銀行調査によりますと、こちら
- ウォーキング(73.7%)
- ゴルフ(14.4%)
- ヨガ・ストレッチ(14.1%)
- ジム・フィットネスクラブ(11.0 %)
- 水泳(9.6 %)
- 登山・ハイキング(8.3%)
- ジョギング・マラソン(7.6 %)
- サイクリング(5.5%)
- テニス(5.0%)
- ダンス(4.9%)
という結果になっており、10位以内ゲートボールは入ってません。
ここで注目したいのは1位のウォーキングがダントツに人気となっていることです。
これには、数年前に爆発的にヒットしたポケモンGOが関係あるのをご存じでしょうか。
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ポケモンGOを楽しむ高齢者が増加中
私も街を歩いていて、スマホを見ている人だかりを見かけることがありました。
芸能人が来て、ドラマの撮影でもしているのかと思いきや、ずっと下を向いてスマホ画面を見ているだけで、何してるんだと思ったら、その場所にポケモンGOのレアキャラが出没するため集まった人達だったということがありました。
その際も高齢者も多かったので不思議に思っておりました。
ポケモンGOが高齢者に人気の理由とは
ポケモンGOは2016年7月に登場したゲームで、すでに5年以上経過していますが、高齢者を中心に根強い人気があります。
それは、楽しみながらウォーキングが出来る点が一番の理由と考えられています。
その他にも、
・操作が簡単
・子や孫との交流機会ができる
・ゲームがきっかけで友達ができる
・スマホがあれば、基本タダでできる
などがあげられます。
「ウォーキング+α」このαがポケモンGOであり、楽しみながらウォーキングすることができるのは一石二鳥ですね。また、スマホを持つ高齢者が増えているのも理由のひとつかもしれません。
ゲートボールをやっていた高齢者は、ポケモンGOにシフトしていったと言っても過言ではありませんね。
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今の高齢者は自分を年寄りだと思っていません。ゲートボールをする人は年寄りだと思っている人も多いそうです。
公園での場所の取り合い、欠員が出た場合の補欠探しなどしなくても、楽しく健康を手に入れらえて孫とかとも交流できる。
まさにポケモンGOはスマホゲームというより、日本が迎える超高齢者社会において、健康寿命を長引かせる健康アイテムと呼んでも良いかもしれませんね。
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