ルームレスパパ 増加中。お父さん、家族と向き合ってました?
働き方が変化したことを受け、家庭内における父・夫も役割が増加したと思います。家族から感謝されるお父さんが沢山いる中、今家庭に居場所のないルームレスパパが増加しています。
ルームレスパパはなぜ、増加しているのでしょうか?
コロナ禍で夫が家事や育児をする機会は約7割増加
クレハが2020年5月に実施した調査によりますと、昨年の緊急事態宣言後、夫が家事や育児をする機会が約7割増え、在宅勤務など働き方が変化したことで、改めて家事・育児を見直す家庭が増えているとのことです。
実際に家事・育児のどんな内容が増えたかと言えば
- 子供と遊ぶ(58.8%)
- 料理・食事の支度(44.5%)
- 食料品・日用品の買い出し(41.9%)
がTOP3の結果でした。
今まで妻が中心となって担当していることが多かった「料理・食事の支度」や「食料品・日用品の買い出し」の項目で夫の家事参加率が高くなったようです。
この結果で確かに夫は、コロナ禍において家事に参加していることはわかりますが、はたして妻は満足しているのでしょうか?
コロナ禍で夫・妻とも家事負担が増加

Michael PüngelによるPixabayからの画像
コロナ禍において夫が家事に参加するも、夫・妻とも家事負担は増加しています。
在宅の時間が増えたことで家事の分量が増えたことが要因のようですが、30-40代の共働き世帯では、コロナ前と比べると家事負担が増加したと回答した女性が男性を上回っており、特に平日は3割近くの女性が負担増を感じているとのことです。
特に、夫視点では家事を半々で分担していると思っているが妻の視点では「夫23.9%」「妻76.1%」と感じているようです。
ルームレスパパ予備軍① 見えない家事と名前のない家事は妻がやってるケースが多い
夫は、洗い物をする・洗濯をする・掃除をする・ゴミを捨てるということをやることで、家事を分担していると思っているケースが多いのはないでしょうか?
目に見えるものだけが家事ではありません。
台所・風呂などの洗剤の補充、リモコンやソファーのたまったホコリの処理、トイレットペーパーの交換や毎食の献立を考える等々。
夫が風呂掃除をしようとする時 洗剤が補充されていたりしませんか?
そういった細かい家事を妻が裏で行っているケースが多く、夫・妻の間で家事の分担が半々と言えないと思っているようです。
ルームレスパパ予備軍② 車を出すことで家事を分担した気になっている!
- 車を運転して日用品の買い出しに付き添う
- 家族の送り迎えをする
- 洗車をする
上記は、確かに家事のひとつかもしれませんが、家族の共同生活では当たり前のことのように思います。
実際、サイトの書き込みをみると妻側からも不満が多いようです。
あなたもルームレスパパになるかも知れません
ルームレスパパって言葉をご存じですか?
家に自分の居場所がなくなったお父さんのことを指します。
コロナ禍でちょっとしたコミュニケーションのトラブルで家庭に居場所がなくなってしまう、お父さんは増加しているようです。
ちょっとしたコミュニケーションのトラブルと申しましたが、妻側は以前からマグマのように沸々と怒りが溜まっていたところ、コロナ禍で在宅時間が増加し、何気ない夫の一言が引き金になるケースが多いように思います。
コロナ禍において、皆 気分が塞ぎがちですから、言動には細心の注意を払いましょう。
ルームレスパパになったら、なかなか元に戻りません。
あなたの心落ち着く場所は家にはもうありません。
11月22日はいい夫婦の日
夫は見えない家事・名前のない家事もどんどん積極的にやりましょう。
ルームレスパパにならないためにも。
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