スマホで集中力が低下。2時間の映画が耐えられない人が続出!

Erik LucateroによるPixabayからの画像
映画でもテレビでも2時間もただ画面の前にいるだけでは耐えられないという人が増えているらしい。
ユーチューブでテンポのよい動画視聴に慣れててしまい、長時間のストーリーを視聴することに疲れを感じてしまうらしい。私も家でAmazonプライムで映画を見るとき、途中休憩を入れたり、翌日に持ち越して視聴することが増えました。決して、映画がつまらないということではないんですが、どうして、耐えられなくなるのでしょうか?
視聴の離脱のきっかけは、スマホの通知
家で映画を見ているときもスマホは手を伸ばせば届くところに置いてる人も多いかと思います。
どうやら、これが主な要因のようですね。
LINEやTwitterなどスマホには通知がどんどん飛び込んできますが、これを見ることにより映画のストーリーから一旦離れてしまったりして集中力が削がれてしまうようです。また、映画の内容で気になったことを調べたりしてしまうこともありませんか?
例えば、映画に出ている俳優の過去の出演作や家族構成、ゴシップなど。。登場人物の俳優の素性が気になり、ストーリーからおいて行かれていまったりしたことあるかと思います。
それら、スマホを使用することによって集中力が削がれていくのです。
倍速視聴は今の時代は当たり前
特に10-20代の人にとっては、ドラマや映画など動画を通常速度の1.5倍とか2倍の早回しでみる倍速視聴が当たり前になりつつあると言われてます。時間的コスパを重視する考え方のようです。
本の速読のように映画やドラマ視聴を捉えているのではと言われてますが、背景には動画配信サービスなどの普及によって作品が増えたことが主な要因のようです。確かに、定額制動画配信サービスは月々数百円~千円ちょっとで、何百本の映画、ドラマ、アニメなどが見放題で、それに地上波テレビ、BS,CS,無料の動画配信サイトなどの作品を加えれば、明らかに供給過多になっています。
それを効率よく見るには「通常の速度では足りない、早回しでみる」をしなければ追い付かないということが根底にあるようです。
動画を視聴する時間以外にもSNSを見たり投稿したりする時間も余暇の時間には必要かと思いますが、SNSで「この番組が面白い!」とか「○○のドラマ感動した」なんて投稿をみてしまうとまた、話題に乗り遅れないようにと倍速で動画視聴したりするかと思うと、スマホがマッチポンプのように思えますね。
話題に乗り遅れたくない、多くの作品の中で駄作をみて無駄な時間を過ごしたくない、色々と理由はあるかと思いますが、早回しに慣れて、日常の会話が遅く感じたり、間が長く感じたり コミュニケーションで弊害が出たりしませんかね、知らないうちにせっかちになってたり。。
この先、音楽を早回しで聴くという 変な習慣が出来ないことをおじさんは唯々 祈っております。
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